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国民生活金融公庫総合研究所って何ですか？とたまに聞かれます。 いわゆる銀行にはシンクタンクというものがありますよね？それと同じだと思ってくださってよろしいのではないでしょうか・・・。
国民生活金融公庫の組織図を見てみると、国民生活金融公庫総合研究所は、一つの組織として存在しているようです。
つまり、人事部や経理部、融資部などと同じように、「総合研究所」という組織があります。「総合研究所」は、さらに、「調査課」、「情報開発課」、「情報サービス課」と分かれていました（平成１９年５月現在）。これらの詳細は、国民生活金融公庫のＨＰから参考にして下さい。
トップページを開くと、「公庫のご案内」→「組織の概要」とアクセスしてくださればわかると思います。（ＵＲＬがいつ変更されるかわかりませんので、あえて、リンクはしていません。）
それでは、国民生活金融公庫総合研究所は、起業家にとって、別に関係ないんだ？と思われましたか・・・？ そんなことはありません。国民生活金融公庫総合研究所は、零細・中小企業を取り巻く様々な経営環境などの調査を行っています。よって、それらの資料は結構、役に立つんですよ。
これも、国民生活金融公庫のＴＯＰページを開いていただいて、「調査結果・経営情報」をクリックしていただくと、国民生活金融公庫総合研究所が調査した資料等が公開されています。
現在時点（平成１９年５月）、調査資料としては、以下のようなものが公開されています。
■ 景況に関する調査結果
小企業の景況に関する調査結果
■ 創業に関する調査結果
新規開業実態調査などの結果
■ 中小企業の経営・経営者等に関する調査結果
■ 生活衛生関係営業に関する調査結果
■ 教育費に関する調査結果
家計における教育費負担など教育費に関する実態調査
■ 年度別の調査結果
上記調査結果を実施年度別に一覧表示
さて、起業家の皆さんにとっては、「創業に関する調査結果」は非常に参考になります。ただ、こういう資料は単なる調査結果であって、それに一喜一憂する必要はありません。
こういう調査資料と自分を比較してみるのも一つの方法です。自身を客観視するのにきっと参考になると思います。
この「創業に関する調査結果」にのみならず、国民生活金融公庫のＨＰには、様々な調査資料や統計資料、そして、公庫の紹介資料など・・・たくさん素晴らしい資料があります。時間がある時にでもこういう資料に目を通しておくこともお勧めしたいですね。
たとえば、「業務の概要・融資の特徴」というページなどは、とても参考になります。だって、国民生活金融公庫の実態がわかるわけですから！！
皆さんもご存知でしょうが、兵法にはこんな言葉があります。
「己を知り、敵を知れば、百戦危うからず」。
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