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このご相談は実を言うととても少ないです。このご相談は実を言うととても少ないです。
ただ、少数ですが、この悩みを抱えている起業家は結構います。
どういうことかといいますと、この疑問には一般論的な回答が既に認知されているからです。つまり、もう皆さんもご想像つくでしょう。
「資金調達には、個人より法人の方が有利である」。
しかしながら、開業融資に関しては、必ずしもこの常識は通用しないかもしれません。皆さん、これを誤解されているようですので、しっかりと理解してください。
ただ、この場で全ての解説ができるわけではないです。実は、とても複雑な話しですので、現実には、各々判断が異なります。よって、ここでは基本的な考え方を押えてくださいね。
先ずは基本的な考え方ですが、
「開業融資の場合、必ずしも個人より法人の方が有利であるとは限らない!!」
先ずは、このことをしっかりと覚えておいてください。
開業融資の場合は、個人が法人か、というよりも、
1.申請者本人、事業のキャリアなど
2.事業プラン
3.自己資金額
4.連帯保証人
5.担保
などが審査に大きく影響する、ということです。
というと・・・、
「今は、新会社法で1円で会社が作れる。融資にも法人の方が有利である。
だから会社を作って起業しよう!!」
という認識がもろくも崩れ去るわけです・・・。
ただ、私としては、このように簡単に言ってしまってよいものか・・・と思っています。先ほども言いましたように、これはそんな単純な話しではないのです。(これだけを題材にセミナーを開催できるくらいです。)
本当が、新会社法との関連もきちんと考えなくてはいけません。また法人にするのなら、資本金はどれくらいにすればいいのか? 本当に1円でもいいのか? 1円が大袈裟でも10万円、50万円、100万円でもいいのか?という疑問だって残ります。
これは、起業家の事業プラン次第だといえます。
それを考慮しながら適性な起業の形態を考えていきたいですね。
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