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このご相談もよく受けます。
確かに「起業」関係の専門誌やセミナー等では、この「事業計画」にとても力点が置かれているように思われます。
「事業計画書は、絶対に必要ない!!」とは言い切れません。
「事業計画書はあって当然である!」とまでは言い切りませんが、やはりあって損するものではないはずです。ただ、だからと言って、専門家に30万円も50万円も払って作成してもらうというのはどうか・・・と思います。
専門家に協力してもらって事業計画書を作成する、というステージは確かにあります。
今後、そのようなステージを向かえる時期もやってくるでしょう。
しかしながら、国民生活金融公庫の開業融資を申請する、という視点で考えてみると、
「そもそも事業計画書が必要なのか?」
という疑問があります。
なぜならば、国民生活金融公庫に開業融資を申請する際には、「創業計画書(旧「開業計画書」)」というものがあるからです。
申請の前に、自身で事業計画書を作成してしまった・・・という場合は、それはそれでOKであって、是非、国民生活金融公庫に提出してください。
もし、国民生活金融公庫の開業融資の申請をするために、「事業計画書の作成について勉強しなくては!!」と思っているのなら、そこまで無理する必要はありません。
もちろん、余裕があれば是非、チャレンジしてください。
作成して損することはないと思います。
ご自身のためになりますよ!!
国民生活金融公庫に“開業融資”の申請する際は、
1.創業計画書(旧「開業計画書」)
2.1枚の事業計画書(コンセプトシート)
3.損益計画書(エクセルで作成してください。)
など、この3点セットをそろえるとよいでしょう。
何十ページに渡る「事業計画書」よりも、1枚で簡潔にまとめられた事業計画書(企画書?)のような資料でも十分効果的だと思いますよ。
できる限りシンプルに事業を訴えたいですね!!
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