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◆国民生活金融公庫の開業計画書(現「創業計画書」)って簡単そうですね! |
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国民生活金融公庫に提出する「開業計画書」について、よく勘違いされている起業家の方がいらっしゃいます。(※開業計画書は、現在「創業計画書」と名称変更しております。ただし、一般的に「開業計画書」という言い方をする人も多いので便宜上、「開業計画書」と書かせて頂きました。)
「国民生活金融公庫の開業計画書って簡単に書けそうですね?」
もしかしたらあなたもそう思っていませんか??
さて、 簡単そうに思える申請フォーマットほど"落とし穴"があります。
新規開業者が国民生活金融公庫(国金)に申請する場合、提出する書類は、主として「開業計画書(創業計画書)」と「借入申込書」の二つです。これらは、国民生活金融公庫(国金)のHPからダウンロードできます。
ここでは「開業計画書(創業計画書)」のポイントについて説明します。「開業計画書(創業計画書)」はたった1枚ものの書類です。一見、簡単そうに思えますが、視点を変えてみれば、たった1枚の書類で開業計画を説明しなくてはならないのです。
これは決して簡単なことではありません。
さて、この「開業計画書(創業計画書)」は、大きく二つに分かれています。最初が事業概要(事業内容、販売先・仕入先)で、次が数値計画(必要資金と調達方法、開業見通し)です。
国民生活金融公庫(国金)の担当者は、基本的に右側の数値計画を重点的に見ます。もっと正確に言うと、新規開業者の作成した損益計画なんて信じていないのかも・・・。
特に、「必要資金」と「調達方法」の妥当性を判断していると思われます。
この開業計画書の作成ポイントは、
まずは
空欄を作らずに埋めること!
です。これは最低限、実行してくださいね〜。
ちなみに国民生活金融公庫(国金)は【記入例】を公表しています。ダウンロードできますので一度見てください。
見ると分かりますが、ほとんど空白だらけです(笑)。国民生活金融公庫(国金)の【記入例】を真似て作成していけません。
皆さんが国民生活金融公庫(国金)の【記入例】を読んでみて、独立開業への強い意思が伝わってくるでしょうか?
よくこういう相談を受けます。。
「国民生活金融公庫(国金)の【記入例】を参考に書いたのに、国金の担当者から『こんな開業計画書では駄目だ』というようなことを言われました・・・。どうしてでしょうか??」。
今、このHPを読んで下さっている皆さんは同じ失敗をしないようにして下さいね。
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