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 国民生活金融公庫(国金)の融資制度の手続きは、複雑そうですが、順を追って理解すれば大丈夫です。

 インターネットでも"申し込み"はできます。
 しかし面談は別途行われます。
 あくまでも「申し込み」だけです。

 さて、国民生活金融公庫(国金)の融資制度の手続きを説明しましょう。

 大まかな手順は、


       「相談」→「申込」→「面談」→「融資」→「返済」


となります。

 もう少し細かく説明しましょうね。

1.「相談」
 お近くの相談窓口で気軽に相談することができます。東京、名古屋、大阪には相談センターがありますので電話による相談も大丈夫です。また、商工会議所、商工会、生活衛生同業組合等でも相談に乗ってくれますので利用してみて下さい。

2.「申込」
 所定の申込書(借入申込書等)や添付資料を提出します。尚、郵送でもOKですが、できるだけ創業者や独立開業者の場合、持ち込みましょう! それと、国民生活金融公庫(国金)のホームページでも申込受付ができます。この場合、添付書類については、後日提出します。

3.「面談」
 資金の使いみちや事業の状況(計画)などについて質問されます。営業状況(計画)や資産・負債の分かる書類などを準備しておきましょう。店舗や工場を訪問審査する場合もあります。

4.「融資」
 融資が決まると借用証書など契約に必要な書類が送られてきます。契約手続きが完了すると、融資金は、希望の金融機関の口座へ送金されます。

5.「返済」
 返済は原則として月賦払いです。元金均等返済、元利均等返済、ステップ返済などの返済方法があります。


 繰り返しますが、この「申込」は、国民生活金融公庫(国金)のホームページからでも申込受付が可能です。しかし、融資の申請手続きフローが全てWEB上でできるという訳ではありませんので、くれぐれもご注意下さい。


         ホームページでは、あくまでも「申込」のみです。


 後日、国民生活金融公庫(国金)から、申告決算書、見積書、創業計画書等の必要書類のほか、面談の日時などについて連絡が入ります。

 「申込」の流れは、以下のようになります。


  1.申請者がインターネットで申し込み手続きを行う。
  2.国民生活金融公庫(国金)が受信する。
  3.国民生活金融公庫(国金)から申込者に連絡が入る。
  4.実際の面談が行われる。


 但し、インターネットでは申込手続きができない制度も一部あるので、注意して下さい。しかし、便利になったものですね・・・。

 それと、追加説明です。
 申込書に添付する書類は一般的には次のとおりです。


  1.個人:申告決算書 最近2期分(申告されている場合)
  2.法人:法人の登記簿謄本または履歴事項全部証明書
  3.最近2期分の決算書
  4.最近の試算表(決算後6カ月以上経過しているか、または事業を始めた
    ばかりで決算を終えていない方)
  5.見積書(設備資金を申込の場合)
  6.創業計画書(事業をこれから始める方、始めたばかりの方)

 などですが、その他必要に応じて準備する書類はあります。

 詳しくは、国民生活金融公庫のHPを見てください。



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