|
|
◆国民生活金融公庫に新規開業者向けの制度もあると聞きましたが? |
|
はい、確かにあります。 国民生活金融公庫には、新規開業者向けの制度があります。
それでは、内容を確認してみましょう。
<ご注意>
最新の内容は国民生活金融公庫のHPでお調べ下さい。
金利や内容、制度名称などよく変わります。
国民生活金融公庫(国金)には、新規開業者向けの融資制度として、「新規開業向け資金」と「女性・中高年起業向けの資金」を用意しています。
ここでは、この「新規開業向け資金(新規開業資金)」について説明しましょう。
この資金は「新たに事業を始める方、または新規開業しておおむね5年以内の方」を対象とした融資制度です。この制度には、"開業予定業種の勤務経験"などの各種の要件があります。
ちょっと詳しくみてみましょう。
国民生活金融公庫のHPを見てみると以下のように書かれています。
1.現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方で、次のいずれかに該当する方
(1) 現在お勤めの企業に継続して6年以上お勤めの方 (2) 現在お勤めしている企業と同じ業種に通算して6年以上お勤めの方
2.大学等で修得した技能等と密接に関連した職種に継続して2年以上お勤めの方で、
その職種と密接に関連した業種の事業を始める方
3.技術やサービス等に工夫を加え多様なニーズに対応する事業を始める方
4.雇用の創出を伴う事業を始める方
5.1〜4のいずれかを満たして事業を始めた方で、事業開始後おおむね5年以内の方
しかし、経験がない業種で開業する場合でも、まずは国民生活金融公庫(国金)に相談してみましょう。
融資額は運転資金で4,800万円以内、設備資金で7,200万円以内となります。返済期間は運転資金で5(7)年以内(据置期間1年)、設備資金で15年以内(据置期間3年)、利率は国民生活金融公庫のHPで確認して下さい。
さて、国民生活金融公庫(国金)のもっとも一般的な制度である「普通貸付」とどこが違うのでしょう?
ケースによっては、返済期間が、運転資金の場合には「2年」、設備資金の場合には「5年」、長く検討してくれます。また、設備資金の据置期間も最長3年となっています。
あとは普通貸付と比べて、ケースによっては金利が低くなる場合もあるということでしょうかね・・・。
巷では"新規開業者は優遇されている"とも言われているようですが・・・? うーん、どうなのでしょうか。
|
|
|