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国民生活金融公庫の「普通貸付」とは、原則として“利用目的が自由な資金”です。
もっとも基本となる国民生活金融公庫の融資制度です。
さて、ポイントを押さえましょう。
「国民生活金融公庫(国金)」は、金融業、投機的事業、一部の遊興娯楽業などを除いて、ほとんどの方が融資の対象となり、多くの事業者がお世話になる可能性の高い政府系金融機関です。
この文章をよーく覚えておいてくださいね。 とても重要です。
国民生活金融公庫(国金)には数多くの融資制度がありますが、その中でも「普通貸付」は最も利用されている制度の一つです。
この「普通貸付」とは一般的な貸付のことで、明確な融資目的の定めがなく、原則としてどのような利用目的でも融資が受けられます。
人件費や販売促進費などの運転資金、車両やパソコンの購入代金といった設備資金など、その資金使途は原則自由です。
ここで国民生活金融公庫(国金)の融資制度の申込手順を説明しましょう。
大まかな手順は、
「相談」→「申込」→「面談」→「融資」→「返済」
ということになります。
「相談」から実際に「融資」が実行されるまで、平均して1ヶ月は掛かりますので、計画的に行動を起こすことが大切です。
しかし、これには地域差がありますので、早ければ2週間程で融資が実行されるケースもあります。
普通貸付の融資額は4,800万円以内です(特定設備資金は7,200万円)。運転資金の返済期間は5年以内(据置期間1年)、設備資金は10年以内(据置期間2年)、利率についてはよく変更されますので国民生活金融公庫のHPで確認して下さい。
<用語説明> ・据置期間 据置期間とは、貸付利子のみの返済で対応できる期間です。
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