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◆同時に二つの融資制度に申請することはできるのですか? |
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「吉田さん。ダブル申請できないと●●に書いてあったのですが・・・?」
こういう質問をよく受けます。
最初、ダブル申請って何のことだろうと思いました? 皆さん、この意味わかりますか??
さて、一つに絞った方が良いという意見もあるようですが、基本的には注意させすれば問題はありません。
要は、可能です。ケース・バイ・ケースで検討しましょう。
独立開業者や中小・ベンチャー企業者が利用できるのは、原則として、「1.政府系金融機関からの融資」と「2.信用保証付き融資」であると説明しました。
つまりこういうことだったんですね。
「これらの二つの制度を同時に申請することはできないのでしょうか?」
ということを指しているのです。
つまり、開業者にとっては、「国民生活金融公庫」と「自治体制度融資」を両方同時に申請することができるのか?ということを意味しています。
そういう質問をされた方は、資金調達関連の書籍などからそのような情報を得たようです。しかし、開業予定者の方々はこの意味を勘違いなさっているようです。ひとまず私の経験に基づいて結論を申し上げると、
「同時に申請することは基本的に問題ありません」。
もう少し詳しく説明しましょう。
例えば、飲食店を開業される方は多額の資金が必要になります。
これを「政府系金融機関」のみで調達するのは困難なケースが多いので、「信用保証付き融資」も申請して資金調達しなければならないでしょう。
しかし、サービス業などで必要資金額が300〜500万円くらいなら一つの制度で十分に調達可能です。
このように"使い分け"が必要となります。 例1)飲食店を開業するため「3,000万円」が必要な場合、 →ダブル申請を検討しよう!
例2)サービス業種で開業するため「300万円」が必要な場合、 →どちらか一つで十分(かもしれない)!
要は、例えば、開業費600万円で可能な事業に対して、国金から500万円、自治体制度から500万円を、同時に申請しても辻褄があわないでしょう。結構、こういう考えの方もいるのです。「融資してもらえるだけしてもらおう!」と・・・。
確かに、程度にもよるのですが、やはり無謀な申請は却下です!!
それと、同時に二つの公的制度を申請する際には気をつけるべき注意点はあります。是非、その点は専門家等にご相談してみることをお勧めします。
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